■参加者が個別に、”特定のテーマ”に関する経営指導を実施します
【テーマ特化】
・企業の総合診断ではなく、課題/テーマに特化します。
・案件ごとに、特定のテーマが設定されています。例:M&A、マーケティング、etc
・テーマに関連するセミナーも実施いたします。
【実施スタイル】
・本プログラムでは、チームではなく、参加者が個別に経営指導を実施します。
・短期集中ではなく、3~6ヶ月かけて主体的に最終成果物を作成していきます。
【成果物の一例(対象:通常コース)】
・新規事業&事業計画書: 対投資家プレゼンや、ビジネスコンテスト向け
・M&A提案書: 戦略策定、投資先候補提案、企業価値評価、デューデリジェンス等
・事業戦略やマーケティング: 対象ビジネス課題に関する施策等の提案書
■プログラムでは、「セミナー」と「経営指導」を実施します
【セミナー】
・週末に3時間程度、各経営テーマに関するレクチャーを実施します。
・レクチャー内容も踏まえて、ヒヤリング/分析等を行い、経営指導を行います。
・プレゼン準備や、クライアントからの分析依頼などは、宿題となります。
【経営指導】
・セミナーにおいても、経営指導を実施いただきます。
・参加コースによっては、個別ウェブ会議も実施します。
・また、経営指導レポートや提案書のご納品も依頼させていただきます。
■参加日数=実務ポイント数は、参加者が設計/調整します
【週末セミナー】
・一つのプログラムにつき、5回~7回、週末セミナーを実施します。
・1回の参加で、1実務ポイントを獲得。
・週末だけの参加で、5ポイントの獲得が可能です。
・週末セミナーの開催日程は、予め決まっています。
【個別経営指導】
・Web会議での個別経営指導は、参加者の予定に合わせて、個別に実施します。
・経営指導レポート/提案書は、各自作業の上、ご納品ください。
・どちらも1回の実施毎に、1実務ポイントが獲得できます。
■作業負荷/拘束時間は、参加者の主体性/積極性に委ねられます
【作業負荷】
・クライアントの依頼にどこまでコミットするかは、参加者次第です。
・1週間に2~10時間程度の作業/宿題を行う方が多いようです。
・主体的/積極的に参加するほど、学びも深まります。
【実務ポイント】
・実際の案件同様、クライアントにとって付加価値があればポイントは発行されます。
・付加価値のある提案が出来るよう、インストラクターがしっかりサポートしますので、
安心してご参加ください。
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【1.非営利団体の支援】
案件
概要
職員40名程度の非営利団体における、新規事業推進を支援した。
営利企業とは異なる点を整理しながら、クライアントの悩みに寄り添い、
職員が現場で実際に活用できるツールの提供など、実効性の支援を提供した。
営
ご参加者様の感想・体験記
私は約25年前に中小企業診断士の資格を取得しましたが、主に大企業向けのサービスを提供していたため、中小企業との接点がありませんでした。しかし、今後、中小企業との関わりを増やしたいと考えており、中小企業診断士を再開することにしました。
再開に向けて必要な実務ポイントを取得する目的で、このプログラムに参加しました。
私は長い間中小企業診断士関連の業務から離れていたため、プログラム初日は不安を感じていました。しかし、このプログラムは約4か月間という長期間にわたるため、途中で疑問点や気になることが出てきても、十分に時間をかけて調査や学びなおしすることができました。
そのため、私にとってちょうどよいペースでプログラムが進行しました。
■■■個々の報告書作成スタイル■■■
このプログラムの特徴は、参加者一人一人が自分の報告書を作成することです。他の実務研修や補修では、5〜10名のグループで報告書を作成することが多いです。
一人一人が個別に報告書を作成するということは、報告の骨子作り、根拠の整備、具体的な実行策の提案などを自分一人で行う必要があるということです。これはなかなか大変ではありますが、その分自分が納得できる内容に仕上げることができます。
ひとりで報告書を作成するといっても、プログラム内のセミナーで必要な考え方のレクチャーが受けられますし、インストラクターとの個別会議もあります。また、リサーチ課題を通じて必要な情報を得ることができます。
中間報告では他の参加者の状況も参考にできますので、診断業務に慣れていない人でもやり切れることでしょう。
■■■他の参加者の意見による視野の拡大■■■
セミナーの各所で他のメンバーとディスカッションする機会があります。そこでは、様々なバックグラウンドを持つ参加者と意見交換を行い、自分だけでは思いつかないアイデアや知識を得ることができます。
また、中間報告や最終報告では、全ての報告書、プレゼンテーション、そしてフィードバックを見ることができます。今回の最終報告では、19の報告書とそのプレゼンテーション、13のフィードバックセッションが行われました。
同じクライアントの同じテーマを取り組んでいるにも関わらず、様々な視点の報告があり、視野や知見を広げることができました。
最終報告の後に行った深掘り検討では、様々なアプローチや提案内容をグループ化し、更に深く掘り下げました。この深掘り検討により、効果的な点を伸ばし、実行可能性の高い内容に仕上げることができ、楽しく有益な経験となりました。
■■■中小企業診断士の役割の理解■■■
本業では、上場企業など大企業を相手にすることが多く、中小企業との接点はほとんどありませんでした。理論通りの提案も、実行するためのリソースが十分でないため、ひと工夫必要な場面もありました。
その一方で、中小企業診断士が実行可能なステップを提案したり、取り組みの準備の支援をしたりすることが、どれほどクライアントにとって役立つかを実感することができました。
理論と政策の更新研修でも、併走型支援がテーマとして多く取り上げられる理由が理解できました。
■■■さいごに■■■
今回、この長期のプログラムに参加したことで、知識の再学習の機会になりました。また、多くの提案やディスカッションを通じて、中小企業診断士の役割について理解を深めることができました。
このような実務研修の機会、プログラム中の指導・ファシリテーションを提供していただき、心から感謝しています。
【2.新規事業コンサルティング、事業計画作成の支援】
Day1
まずは新規事業の考え方を整理。診断士試験の内容も復習しながら、クライアントにも指導を行う。その後、ソフトバンクの新規事業の歴史も参考に、孫正義氏の新規事業ノウハウ(2016年以前)をレクチャー。最後にクライアントへのヒヤリングを実施し、SWOT分析に基づく経営指導を実施した。
Day2
二日目は、2016年以降の孫正義氏の事業拡大手法をレクチャー。一日目の内容も合わせ、ソフトバンクの事業戦略と中小企業の生き残り戦略に共通する内容を協議。
後半は、SWOT分析を踏まえた新規事業案をクライアントにプレゼンテーションした。
Day3
二日目に実施した新規事業に関する提案について、クライアントの意見を踏まえ修正案を提案(Web会議)。この段階では市場調査など細かな分析は実施しておらず、アイデアベースでの協議であった。
Day4
事業計画書の作成ノウハウをレクチャー。事業計画書の目的など、根本的な事柄もじっくり検討。これまで議論した新規事業案につき、クライアントへのヒヤリングを踏まえながらビジネスモデルを可視化するなど、より踏み込んだ経営指導も行った。
Day5
四日目にクライアントから新規事業の市場調査を受託していたため、五日目はWeb会議にて調査結果をプレゼンテーション。十分に魅力的な市場であることが判明した。
Day6
引き続き、事業計画書の作成ノウハウをレクチャー。クライアントとのディスカッションを踏まえ、今回の新規事業に関し「立上げフェーズ」「拡大フェーズ」「Exitフェーズ」を定義し、経営指導を行った。
Day7
立上げフェーズの具体的な計画を、財務シミュレーションも踏まえクライアントへプレゼンテーション(Web会議)。認識が異なる点などのフィードバックを得て、修正は宿題として持ち帰り。
Day8
拡大フェーズ・Exitフェーズにつき、インストラクターからのレクチャーも踏まえ作成し、クライアントに提案。本日のフィードバックを踏まえ、次回までに最終報告書を作成することとなる。
Day9
最終報告書のプレゼンテーションをクライアントのオフィスにて実施。新規事業が狙うべきポジショニングや、目標利益を確保するために必要なマージンなどにつき、詳細な協議を行った。これらを活用し、クライアントが潜在顧客と交渉を進めることとなった。
ご参加者様の感想・体験記
K.A(金融機関勤務)
平成29年度中小企業診断士試験に合格した後、平成30年7月から8月にプログラムに参加しました。初めての実務従事(実務補習も未経験)であり参加する前は非常に心配しましたが、心配は無用でした。
クライアントとの面談により事業概要やニーズを把握をしたうえで求められる成果物を作ります。クライアントの事務所への訪問は実務補習と同様に回数が限られますので、Web会議も作業の打ち合わせや成果物の報告などの経営診断を行う機会になります。作業はインストラクターのかじ取りで毎回宿題が出されて、次回の打ち合わせでフィードバックを受ける形で進められます。
会議等1回ごとの時間は2~3時間程度と長くはありませんが、インストラクターからのレジュメを使ったレクチャーや成果物を作るヒントを打ち合わせの中で得ながら作業を計画的に進めていきます。インストラクターが車のナビゲーションのように的確に舵取りをして下さるので私も安心して参加できました。しかし楽ができるということはありません。成果物を作るのは自分自身でありインストラクターの助言はありますが、自分で考えて形にする必要があります。
実務補習が短期集中型の総合診断であるのに対して、本プログラムは1~2か月程度でテーマを絞って診断実務を行うので、負荷が極端に大きくなることはありません。
このように実際に参加してみると1回の拘束時間は短いものの、その分取り組む期間は長くなるので内容ややるべきことが少ないということはなく、結局、やることは他と大きく変わることはないと思います。(実務補習や他の実務従事の経験がないので想像ですが。)
本プログラムは比較的自由度が高く費用も抑えられているため、企業内診断士にはお勧めです。私が参加した案件では参加者が私1人であったため贅沢にもインストラクターからマンツーマンの指導を受けることができ、個人的な要望もお聞きいただき有意義な経験ができました。今後もスキルアップのために興味あるテーマがあれば本プログラムに参加したいと考えています。
実際に作成した事業計画はこちら
【3.マーケティングコンサルティング、事業立上げフェーズの支援】
Day1
今回の10日間では、経営診断の「知識」は診断士試験で十分習得済みなので、「実務にどう生かすか」という学びに集中した。一日目では、「コンサルタントの付加価値とは?」等をクライアントも交えて協議。後半は、参加者がヒヤリングを行い、SWOT分析をベースに経営指導を実施した。
Day2
輸入コーヒー豆の販売という現状のビジネスを分析したうえで、課題の特定・対策の検討をブレインストーミング。情報の整理手法などをレクチャー。参加者よりクライアントへ、高品質であるという強みが十分PR出来ていないことが課題であるとの助言が行われた。
Day3
高品質をPRするためのマーケティング施策案につき経営指導。施策の結果として、販売の主力であるネット通販のコンバージョンレートを高めることを定量目的と定義した(現在のレートと目標レートの設定)。
Day4
to
Day7
これまで多種多様な改善案が出てきたため、一度立ち止まり、この10日間で診断士が提供する業務スコープをクライアントと協議。営業施策として「コーヒーチェーンへの販売」、マーケティング施策の準備として「顧客像を定義するためのアンケート実施」、ネット通販への流入を増やす施策として「イベントの実施」、をスコープとした。
上記のスコープにつき、現時点での調査内容などを纏めて中間報告を実施。
Day8
to
Day10
アンケートの実施および結果分析、そしてイベントの調査および費用対効果の分析を、クライアントと都度協議・助言しながら行い、報告書にまとめた。最終報告書では更に、参加者自らが主体的に提案した「Facebookを使ったマーケティング施策」も合わせて報告が行われた。
ご参加者様の感想・体験記
「実務補習と当プログラムの違いについて」
私は実務補習に全く満足出来なかった為、修了後にこのプログラムに参加しました。以下、実務補習との対比で、こちらを受講した感想を述べます。
実務補習の概略についてはTACの無料動画を参考にして頂ければと思いますし、担当の先生によって実施形態がかなり異なるのも事実です。先生によってはOFF-JTをガッチガッチに実施して最終報告をまとめさせる班もあるようですが、私の場合はほぼ放任でした。
1点目です。実務補習の場合は1日の拘束時間が非常に長い割に、診断業務でかなりウエイトの高い経営者へのヒアリングが初日一発に限られ、その上受講生からの直接の問い合わせも禁じられています。なので、診断先企業を受講生同士で類推するという作業にその長い受講時間を当てつつ100頁の資料作成を行い最終報告に望む形になります。
一方このプログラムでは経営者もミーティング時には原則毎回立ち会われます。疑問点についても追加のヒアリングが可能ですし、プレゼンテーションについても自身のスキマ時間を上手く活用しながら内容を練り込み経営者にぶつけられます。これを複数回実施しますので、助言内容の練り込みに経営者を巻き込めますし、内容が難しいと思えば、そこに準備で時間をかけるのも自由です。またインストラクターにメール等で質問してみる対応も取れます。
2点目の違いは実務補習の場合、受講生6人の混成チームです。これに担当の先生や副指導員も加わると更に人数が増えます。当然ほぼ初対面ですしスキルやモチベーションも様々です。はっきり言って「仕方なく来た」感じの方も見受けられます。そして実務でこのような多人数で業務に当たる事は稀です。一方このプログラムは比較的少人数(私の場合1人)ですので、チーム内での意見の調整が容易で自分の考えをどんどん経営者にぶつけて行けました。時間の節約にもなっています。
3点目は、このプログラムでは実践的なツールを教えて貰えます。私の場合はアンケートの集計方法etcでした。実務補習の場合、ご年配の先生が多く、この辺は厳しいでしょう。
4点目は実務補習ですと、やれ修了式だの打ち上げだの、はたまた診断先企業によっては電車や高速バスなどで大移動になる事もありますが、当プログラムでは特に前者はカット出来ますので、その点でも本来の実習作業に集中出来ます。
以上を踏まえて、このプログラムを選ぶに当たっての注意点を上げます。第一に、私の場合は内容がマーケティングだったのもあり、インストラクターも事細かに次の作業を指示される訳ではなく、自身がかなり能動的になる必要が生じます。財務・法務やM&A事例であれば、また違って来るかも知れません。第二に、非常に実践的に経営者にヒアリングして行きます、それも複数回ですので不慣れな方には些かハードルが高いでしょう。
まとめとしては経験も兼ねて実務補習は1サイクル程度の受講に留め、残りはこういったプログラムを併用して診断士登録に繋げるのが、より実践的な能力の習得に役立つと考えます。また先に述べた通り、ヒアリング等が苦手な方は反って実務補習を多めに受講した方が、他の受講生のスキルを奪えるのでメリットが大きいのではないでしょうか。
あくまで一個人の意見ですが、ご参考になれば幸いです(2018/08/18)。
匿名希望
実際に作成した報告書はこちら
【4.新規顧客獲得コンサル、新エリア進出に関する提案】
Day
1・2
初日はまず、コンサルティング実施前のレクチャーを受講。
経営戦略、事業戦略、マーケティング戦略の定義や違いなどを皆で議論した。
コンサルタントとして付加価値を生むためのテクニックなども、実体験を踏まえた説明があった。
Day
3・4
クライアントへのヒヤリングを実施。
モデルに沿って質問し、ビジネス概要を把握していった。他参加者がproductやpromotionについて質問する中、敢えて異なる視点、placeについての質問も行った。
なおインストラクターから、MBAプログラムで習得する複数のマーケティング手法のレクチャーを受けた。
Day
5・6
ヒヤリングを踏まえ、各種調査を進める。
売上倍増計画の実現可能性や、place戦略におけるオンラインとオフラインの組み合わせ、新ターゲットの設定などについて調査する予定である。
Day
7・8
中間報告では、現状分析(SWOT分析など)を報告した上で、売上Upの為の新規顧客獲得を目標として設定。まずは現在の展開地域における現状ターゲット層が減少することを、人口統計を根拠に指摘。
クライアントと協議を行った結果、売上倍増のハードルも踏まえ、新規エリアにおける新ターゲット獲得を調査・立案することで合意。
なおこの日は中間報告会の後に、クライアントとのランチ会を実施。
社長のビジネスにかける情熱や行動力に驚かされるとともに、数あるやりたい事・やるべき事に関する優先順位の設定も重要であると感じた。
Day9
最終報告に向け、新ターゲットとしての高齢者獲得(彼等向け商品の選定も含む)および東京23区への進出について分析。
インストラクターとの議論も踏まえながら、最終報告書をまとめていった。
Day10
最終報告では東京23区を4つのエリアに分け、各地の人口統計などを踏まえながら提案を行った。人口統計資料の提供(place)や高齢者向け製品の提案(product)、集客力Upを狙ったヨガ教室の提案(promotion)などを、具体的に報告。
施策実施時のイメージを具現化出来たことで、多忙な社長に次のアクションを促すきっかけとなった。
ご参加者様の感想・体験記
N.O
2018年度中小企業診断士試験に合格した後、2019年3月から4月に本プログラムに参加しました。インストラクターは、プログラム参加に先立ち、少なくとも5日間の実務補習への参加を推奨されていたことから、2月に実務補習を受講して、本プログラムに臨みました。
参加申し込みをすると、即日、インストラクターから、これまでの私の職務経験等に関するアンケートが届き(アンケートの回答は任意ですが、私の場合は詳細にお伝えしました。)、その後、開講までの間も数回、インストラクターからプログラム内容(マーケティング戦略立案)の概略説明等を案内していただいたので、初日から心配することなく参加することができました。
クライアントに関する情報、例えば、沿革や今後の目標、懸念点等をヒヤリングした上(深堀り質問もできる雰囲気をインストラクターが醸成してくださいました。)、提案書の作成に取り掛かりました。
提案書は自力で作成しなくてはなりませんが、次のステップに到達できるように、要所要所でインストラクターから出される宿題を仕上げるうちに、自然とスキルが身に付き、完成度が高まっていくことが実感できました。
本プログラムは、私以外にも参加者が複数いましたが、各自の成果物は、様式はもちろんのこと、着眼点や提案内容等、全く違うものでありました。同じテーマ(マーケティング戦略)について、他の方のアプローチ手法やプレゼンテーションテクニックを比較することや、参考にすることができたところも大変有意義でした。
ところで、実務補習は、6分野の戦略を6人で手分けするのが通例であると思いますが、戦略ごとに担当がひとりずつとなるために上述のような比較は難しく、また、その6人の著作を1冊の診断報告書にパッケージすることになりますが、細かな文章表現やチャートの使い方等まで完全に一致させるまでの時間は恐らく与えられないため、統一感がない成果物となってしまう点で満足できない方もいるかもしれません。
一方、本プログラムは、ある戦略提案を、インストラクターの助言を受けながらも、自分ひとりでまとめることから、納得感がある成果物に仕上げることができると思います。
ただし、ヒヤリングや会議等で拘束されるのは1回当たり2~3時間程度と短いものの、クライアントに付加価値を提供できるためには、調査やプレゼンテーション資料の作成、プレゼンテーションの練習等に、相当多くの時間を費やす必要があると思います。
やや厳しいことを申し上げましたが、実務補習のように平日が拘束されることなく、日程を比較的自由に組める本プログラムは、特に企業内診断士の方には大変お勧めですし、私自身、これからもスキルアップのために、本プログラムに適宜参加させていただきたいと思っております。
実際に作成した報告書はこちら
【5.M&Aコンサルティング、投資先候補に関する提案】
Day1
to
Day3
5日間の短期案件。前半は、M&A/投資候補先について、業界・プレーヤー等の調査を実施。調査結果報告にてクライアントが重要視した点を深堀し、投資先業界としての合理性判断の支援を行った。インストラクターが在籍していた大手コンサルティングファームのプレゼン資料を参考にしたり、業界内の人間しか知らないような情報を織り込んだりと、クライアントへ提供する付加価値をいかに高めるか、にこだわった。
Day4
to
Day5
後半は、業界内のプレーヤーに関する調査結果を踏まえ、投資先候補についてのコンサルティングを実施。業界全体の流れや今後の展望などのマクロ環境を踏まえ、M&A戦略の仮説も構築しながら提案を行った。5日間という限られた時間ではあったが、十分な付加価値が提供できたと感じている。